ブロガー限定ウィルコムHYBRID W-ZERO3内覧会行ってきました。

関西のブロガー限定ウィルコムHTBRID W-ZERO3内覧会に行ってきました。
というか、まぁ、協賛の末席に加えていただいていたのでお手伝いというか(汗
というわけで端末に触る時間は無かった(時間はあったのですが今回遠慮しました)ので、中身の紹介などは出来ませんが、とりあえず会場の様子などはお伝えできると思います。
内覧会ってどんなもの?もしかして大変なの?というような人の参考になればと思います。
会場は福島のMSビルの会議室。結構人が入りますね。
 
こんな感じでHYBRID W-ZERO3が12台並んでいます。
ここでいきなり裏話ですがACのコンセントが足りず、右端の3台は電源供給できなかったんですよね(汗
 
まずはいきなりタッチアンドトライ。
MicroSDを入れたいという人が非常に多く、皆熱心に触り倒しているのがわかりました。
開始直後だったので人はまだ半分ぐらいだったのですが、この後さらにたくさんの人が来ました。

端末触ってもらってナンボのタッチアンドトライなので私が触る時間なんて当然無くw
端末の写真だけなんとか撮ってきました。
正面から見たところ。見た感じはWillcomZERO3に似ているかな?という感じですが、それより結構大きいように思います。
 
今回は縦スライド端末です。
かなりケータイを意識したということで、キーもテンキーになっています。
 
左右から見たところ。
ボリュームコントロールやカメラボタンなどが付いています。
あとストラップホールもついていますね。
 
裏から見たところ。
カメラのレンズはコンパクトにまとまっています。
裏蓋はスライドさせて外すタイプ。裏蓋を外したところにリセットボタンとmicroSDスロットなどがあるようです。
 
 
タッチアンドトライの後はセッションがありました。
MSのMarketplace店長、テンチョリーナ伊藤氏のセッション。
今後のMSの戦略について。
 
MSは3スクリーン+クラウドを展開。
パソコン、Xbox、Wpの3つの画面をクラウドサービスで繋げる。

2009年の3大トピック。
WindowsMobileという名称をWindows phoneに一新。WindowsMobileという名称はOSのバージョン名で残る。
WMの乗ったWindows phoneという扱いになる。

Windows phoneになったタイミングでクラウドサービスとの関係を密にするため、MarketplaceとMyPhoneが立ち上がった。
3スクリーン+クラウドの先駆け。
集英社との協業は3スクリーンにメリットを感じての事。マルチプラットフォームでのコンテンツの展開がクラウドとの連携で可能に。
 
ウィルコムとは付き合いが長く丸4年。今回で6台目。

今後競合が多く難しい市場であるが、MSの日本法人としては日本発のサービスを目指す。
ガラパゴスといわれる日本の携帯にはガラパゴスの良さがある。最先端のテクノロジーやそれを端末に組み込んでいく技術。
Windows phoneに搭載し、海外に打って出る。
調布の開発センターにWMの開発部隊(約7名程度)があり、HYBRID W-ZERO3の開発にも協力。ダブルSIMやフルワイドVGAなど非常に意欲作に仕上がっている。米国本社の上司はフルワイドVGAの必要性を疑問視しているが、日本の携帯の解像度が高くなり、ニーズがあることは承知。日本のユーザーが求めている端末を作っていくため体制を整えている。HYBRID W-ZERO3の目に見える成果。
WindowsLiveのボタンを搭載、クラウドに簡単アクセス。

あくまで第一歩、日本発のWM端末で本社に食い込んでいきたい。
 
次にウィルコムの板垣氏のセッション。
製品概要
ターゲット
価格と料金
おまけ
という構成でした。
 
まず製品概要。
W-ZERO3シリーズの歴史。
W-ZERO3、es、ades、WillcomZWERO3、D4ときて今回のHTBRID。
カラーバリエーションはブラックとゴールド。

基本スペック。
シャープ製、テンキー入力、フルワイドVGA、WM6.5、MSサービス連携(WindowsLiveボタン)、Xcrowl、ウィルコムUI、GPSGSMモジュール。W-SIM型のGSMモジュールをさせば海外で通話可能。5Mのカメラ。

今回重要なのは3つのポイント。
テンキースマートフォン
充実のワイヤレス。3G、PHSWifiBluetoothGPSGSMモジュールなど。
WM6.5採用によるWindowsLiveサービスとの連携。

ホットメール、MyPhone、Marketplaceなど。

サービスの利用に必要なWindowsLiveIDを簡単に発行、設定可能。
すでに持っている人には必要ないが、初期設定で発行可能。

GSMモジュール。
W-SIMの代わりにGSMモジュールをさす。

 
ターゲット。
テンキーを採用した理由は山下優作さん。
格好いい物を持ちたいけど既存のスマートフォンは敷居が高い?というような人がターゲット。
もちろん既存のユーザーなどにも優位性を理解してもらいたい。
PCモデムとして使ってもOK。

 
料金プラン。
新しいプラン。
1450円。データ通信は使わなければ0円。上限5250円。PCつなげてもOK。
通話はウィルコムどうし定額。

 
おまけ。
今回のリリースに当たって5種類のモデルを検討。
今回採用したものはB。テンキー大型液晶。
Aの液晶が少し小さいモデル。CのBlackBerry型、DのAdes型、EのW-ZERO3型。
ちなみにその場でのアンケートの結果、CとDが人気。

色も色々あった(滑った)
シルバー、ゴールド、ブラック、グリーン、ピンク。
会場で人気があったのはブラックとグリーン。

1月14日からビックなんば店、ヨドバシ梅田店、ウィルコムプラザ梅田店でタッチアンドトライ可能。

Q&A
Q:マーケティングって具体的に誰に聞いたの?
A:街の方々と使っている方々
 
Q:GPSは汎用か?GoogleMapなどで動くか?
A:汎用です、動くはず。
 
Q:ナビタイム以外に導入を検討したアプリはないのか?
A:マーケットプレースがあるのでプリインストールは少なくしている。カメラの画素数が上がっているのでフォトビューワーは入れている。
 
Q:ウィルコム3GはdocomoMVNOだが、ポートの制限などはあるのか?
A:ない。ネットワークだけ下ろしてもらっているので動画なども見れる。
 
Q:大阪と東京でベンチマークを取ると大阪の方が速度は1/10程度。品川や東京では2M程度、大阪では1/10以下
A:docomo基地局なのでどうも出来ないが、そこまで差があるのはおかしいので調査する。
 
Q:ケータイにより近いとう事だが、開発陣は携帯の部隊と異なるのか?情報共有していたのか。
A:情報共有していた
 
Q:横画面にすると縦画面にしか対応していないというメッセージが出るものがあったが
A:今回は縦で使っていただくという狙いがあるため
 
Q:タッチスクリーンの反応が過敏すぎる。操作はスタイラス主体なのか、指主体なのか?
A:基本は指、スタイラスでしか操作できない入力のためにスタイラスを同梱。反応はチューニング中なので安心してもらいたい
 
Q:Xcrawlはどのように変わっているのか
A:基本的に変わっていない。お洒落な感じに光るようにしている。反応も改善されている
 
Q:指かXcrawlかどちらがお勧め?
A:私は指派
 
Q:MyPhoneの容量は増えないの?
A:今後増やす計画。プレミアサービスとしてリモートでのデータの削除があるが、他のプレミアサービスとしてギガ単位の容量を利用させるといった計画もある。Skydriveなどのサービスと統合していきたい。
 
Q:Windows phoneでお財布ケータイは?
A:協議等進めている、ただ海外でのニーズを考えると難しく、検討中
 
Q:東京の内覧会でBTのDUNGWに対応するとのことだったが、大丈夫?BTヘッドセットでロック中の着信は可能か?
A:DUNGWには対応している。BTヘッドセットについては持ち帰りたい。
 
Q:ケータイに近づきたい、という事だが、ケータイユーザーへのウィルコムのアピールポイントは?iPhoneではなくWindows phoneを使えというアピールポイントは?
A:ケータイユーザーの中でスマートフォンに興味のある層。iPhoneのいいところは直感的なインタフェース。一方ではマルチタスク未対応の不便さ、解像度の低さの不便さを感じる。高解像度がいいというわけではないが、どちらを使うかというとWindows phoneを使う。アプリケーションの豊富さはiPhoneはすごいが、その中から必要なものを見つけるのは大変。好きに開発出来るWindows phoneとある程度制限のあるiPhoneという違いもある。タッチパネルひとつにしても、感圧式でないと駄目という人もいる、軍手や手袋をして使う業務利用の人など。Windows phoneはニーズにあったものを出していける。
 
Q:海外利用の3GのSIMスロットは海外でも通信だけなのか?
A:基本的にはGSMモジュールの利用。PHSローミングは未対応。
 
Q&Aはものすごく熱く。20分以上に及ぶほどでした。
大阪も結構熱いなと感じた夜でした。
 
というわけで、タッチアンドトライはこんな感じで終了しました。
参加された皆さん!レポートを上げるまでがタッチアンドトライです!頑張ってレポートお願いします!