2009年を振り返って by mobachiki

2009年はWindowsMobileにとっては苦難の1年でしたね。
iPhoneAndroidに押されてシェアを大きく削られてしまったようですし、日本国内ではもうiPhoneに一人勝ち状態。
2009年度日本で発売されたのは東芝からのT-01AとHTCからのX01SCの2機種のみ。
先に発売されたT-01Adocomoの制限がガチガチにかかってて非常に評判悪く。
終盤に発売されたX01SCもStandard端末でWMの魅力を100%現しているとは言い辛い端末でした。
ただひとつWMにとって良かった事はSnapdragonの登場でしたね。
サクサク動くWMってこんなに快適なんだ、というのを見せてくれました。

来年は是非マーケットプレースを充実させ、独自のサービスを展開して巻き返しを図ってもらいたいものです。
 
スマートフォン全般にとって良かった事は、やはりポータブル無線LANルーターの普及でしょうか。
docomoスマートフォンを2台目需要と位置付けているようですが、今の不況時にこの料金設定では2台目なんてありえませんし、今後どんどんルーターの需要って増えてきそうな気がします。
 
来年はAndroidがもっとリリースされるんでしょうけど、その魅力をどこのキャリアが生かせるんだろうと少し不安に思います。
docomoが制限をかける方向に動けばろくなものは出来ないでしょうし、Softbankはインフラが脆弱すぎます。
auはもう無理じゃないかなという感じですし、イーモバイルはもうポケファイでいいや、という感じがします。

数年前から考えると今の状況って考えられないほど恵まれていますが、それでも手放しで喜べる状態ではないように思います。