PCとデータを同期する

WindowsMobileケータイの特徴の一つとしてPCとデータの同期が出来るという点が挙げられます。

ActiveSync

Windows2000WindowsXPのPCとデータを同期する場合、ActiveSyncというアプリケーションを導入して同期します。
同期の手順としては

1.まずActiveSyncをPCに導入し
2.PCとWindowsMobileケータイを付属のUSBケーブルで接続
3.同期したい項目を選んで設定を完了させる

となっています。
WindowsMobileケータイとデータを同期するPCの事を「母艦」と呼んだりもします。

ちなみに、ActiveSync以外のソフトウェアを導入せず、素のままのPCと同期できるデータは

・WindowsMobileケータイの「MyDocuments」フォルダ
・InternetExplolerMobileのお気に入り

の2つになります。

MyDocumentsの同期

ActiveSyncで設定すると、PCのデスクトップ上にフォルダが作成されます。
このフォルダ内のファイルはActiveSyncでWindowsMobileケータイとPCを接続している間、自動的に内容が同期されます。

PC側   WindowsMobileケータイ側



 InternetExplolerMobileのお気に入りの同期

PCのInternetExplolerの「お気に入り」以下の「モバイルのお気に入り」フォルダに登録したお気に入りと、WindowsMobileケータイのInternetExplolerMobileの「お気に入り」を同期することが出来ます。

たとえばPCでWebを巡回していて、出先で見たいページがあった場合などに「モバイルのお気に入り」に登録しておけば後ほど同期したWindowsMobileケータイでみることが出来ます。

PC側   WindowsMobileケータイ側



さらにWindowsMediaPlayer10を導入しているPCとは以下のファイルの同期が行えます。

・WindowsMediaPlayerで取り込んだ音楽ファイル

WindowsMediaPlayerで取り込んだ音楽ファイルの同期

PCで取り込んだ音楽を、ActiveSyncで接続したWindowsMobileケータイに転送することが出来ます。

PC側   WindowsMobileケータイ側



設定によって、たとえばPCで頻繁に聴いている曲を自動で同期したり、新しく追加した曲を同期したりといった設定が可能です。


Outlook(XP、2003、2007)が導入されているPCとは以下の情報が同期できます。

・連絡先
・予定表
・電子メール
・仕事
・メモ

Outlook(XP、2003、2007)との同期

Outlookを導入しているPCとは、Outlookの「メール」「予定表」「連絡先」「仕事」「メモ」をそれぞれ同期することが出来ます。

PC側   WindowsMobile
ケータイ側







また、PC経由での導入が前提とされているアプリケーションについては、ActiveSyncでPCとWindowsMobileケータイをつなげた後、Setupプログラムを実行して導入することが出来ます。

WindowsMobileデバイスセンター

WindowsVistaのPCとデータを同期する場合、WindowsMobileデバイスセンターというアプリケーションを利用します。

同期の手順はActiveSyncとほぼ同じです。
ケーブルを使ってPCと繋げるだけ。


そのまま同期できるのは

・WindowsMobileケータイの「MyDocuments」フォルダ
・InternetExplolerMobileのお気に入り

です。

さらにWindowsMediaPlayer10を導入しているPCとは以下のファイルの同期が行えます。

・WindowsMediaPlayerで取り込んだ音楽ファイル


Outlook(XP、2003、2007)が導入されているPCとは以下の情報が同期できます。

・連絡先
・予定表
・電子メール
・仕事
・メモ

Outlookを導入しているPCとは、Outlookの「メール」「予定表」「連絡先」「仕事」「メモ」をそれぞれ同期することが出来ます。